プロテインを飲めば筋肉がつくわけではない

最近、筋肉をつけたいとか、身体を大きくしたいけどなかなかならないという男性から質問をよく受けます。

「プロテインを飲んでるんだけどなあ。」とか、中には「粉飴も飲んでるよ!」なんて方も。

確かに飲んで得られる効果はあるかと思いますが、それ以前に、トレーニングと食事ありきです。プロテインを一杯飲んだからと言って、おおむね20から多くても40gほどのタンパク質量です。なので他の食事をおろそかにしていると、タンパク質摂取量はたかが知れた量にしかならず、筋肉を大きくする要因は満たさないといえます。

さらに前提としてカロリーもプラスに転じていないとタンパク質合成には働かず、大きくしたいという思いとは裏腹に、大きくはならないかと思います。

では何杯も飲めばいいのか?

確かに飲めば飲んだだけ、タンパク質量とカロリーは増えますね。ただ、それでは肝臓への負担が非常に大きいのでやめた方がいいと思います。簡単に飲めちゃうから、タンパク質だけ異常に摂取することができ、またタンパク質を消化できる量にも個体差がありますので、消化できないと腸を荒らしたりします。そうすると次に入ってくる食物の吸収もうまく出来ず、栄養がうまくいかない状態に陥りますね。

 

さらに、トレーニング内容が伴っているかどうかも関係してきます。筋肉は大きくせず強くしたり、持久力をつけたり、大きく肥大させたり、さまざまな刺激によって変化するものといえます。それに見合った器機・負荷設定が必要になり、フォームも大切ですね。

 

「体を鍛えていたら飲むもので、飲んでるから身体が大きくムキムキ」というものではありません。

大きく筋肉が発達している人たちは、それ以外の食事をしっかりしている上で、トレーニングあるいは食事の“補助食品”として飲んでいます。