肝臓 ~代謝の中枢~

肝臓は、吸収された栄養素の分解、合成、貯蔵、解毒、消化を助ける胆汁の生成など、さまざまな働きをしています。
食事から摂取された栄養素は、そのまま体内では使えません。肝臓によって栄養素を作り変えられて使われるようになります。また余分な栄養素を貯蔵用に変えて肝臓や筋肉で貯蔵をしたり、必要な時には使いやすいように戻しています。
またアルコールや薬物の代謝もおこなっており、アンモニアを尿素に変換するといった解毒処理もおこなっています。
栄養素の流れとしては、胃腸で吸収されたものが血液で肝臓に運ばれていくという感じです。

ちなみにトレーニングを行うと、筋肉だけでなく肝臓も疲れてしまいます。
トレーニングによって使われるエネルギー源は筋肉に貯蔵している糖質です。そしてこの時に副産物として出るのが乳酸です。乳酸も実は肝臓で分解を行っており、疲れてしまう原因となります。

健康診断の結果でも、肝臓の酵素などの数値を期にされている方が多いのではないでしょうか。
ALT(GPT)やAST(GST)、γ-GTPが肝機能の数値ですね。
ALT(GPT)とAST(GST)が高い数値の時は肝臓がダメージを負っていて、それらの酵素が血液中に漏れ出ている状態のため高くなります。
この二つが高い場合、肝臓疾患の疑いがあります。クリニックや病院にもよるのでしょうが、正常値は5~35くらいです。僕は社会人2年目から58という数値になり、D判定かE判定が出ていたような覚えがあります。
ALT(GPT)が高い場合は脂肪肝や肝炎の疑いがあり、AST(GOT)が高い場合は肝硬変、肝がん、アルコール性肝炎、心筋梗塞の疑いがあります。
実は僕、脂肪肝だったみたいです。
γ-GTPは解毒作用に関係する酵素で、つまりお酒ですね。正常値は50以下です。高い方はお酒を控えて肝臓への負担を減らすといいですね。