胸椎と肋骨

胸椎は脊柱を構成する骨の上8番目から19番目の12個の骨をいいます。

この12個の胸椎と軟骨でつながる12対の肋骨と胸骨という胸の前面にある骨とで胸郭を構成しています。胸郭はカゴのような形状をなし、心臓や肺を守っています。

肋骨は肋硬骨と肋軟骨とがあって、膨らんだり縮んだりできるようになっています。それにより肺に空気を出し入れする呼吸運動もすることができます。

胸部と腹部を分ける境目に、横隔膜があります。膜という名前ですが筋肉で、この筋繊維が収縮することで胸腔内に空気が入り込みます。もともとドーム型になっていて収縮時に平たくなることで下にさがる部分が胸腔容積を増やしていいます。この筋肉のけいれんにより起こるのがしゃっくりです。

肋骨の間には、肋間筋という筋肉があり、呼吸運動を助けています。肺に空気を入れる外肋間筋と、肺から空気を押し出す内肋間筋があります。たまに、息を吸うときにあばらのあたりに痛みがあり、気がつくと治っているというような場合は、肋間筋を痛めているまたは肋骨にひびが入っているという可能性があります。