血液

血液は24時間稼働で、酸素や栄養素の運搬、二酸化酸素や老廃物の回収をしてくれています。

血管が傷ついた時には修復も行い、病原体が侵入したときには排除もしてくれています。

血液は血漿、赤血球、白血球、血小板で構成されています。

血漿は透明な淡黄色の液体で、タンパク質やブドウ糖、コレステロールなど脂質や、ビタミン、ミネラル、ホルモンなどが溶け込んでいます。

赤血球は、鉄を主成分としたヘモグロビンという成分を含んでいます。このヘモグロビンが酸素と二酸化炭素の交換を行っています。

白血球は、侵入してきた病原菌などの異物を退治してくれています。

血小板は、血液を固めて出血を止める働きを担っています。

血液は体重の約8%相当の量が血管の中を流れています。

血液は骨の内部にある骨髄で作られています。骨の中の毛細血管を通り、血管へと送られます。

安静時、血液は心臓から毎分およそ5ℓ拍出されています。20~25%が消化器系の器官に、20%が泌尿器系器官に、脳へ15%、15~20%が筋肉へ、残りは皮膚や骨などに配分されています。

これが強度の高い運動時には、毎分の拍出量がおよそ25ℓに増えます。そして70~85%の血液が筋肉へ送られます。先ほどの器官へは、おおむね5%前後まで減り、筋肉へ再配分されています。

血液中に中性脂肪やLDLコレステロールが増えると、血管内壁に付着して血管内部が狭くなります。

その結果、血液の流れが悪くなってしまい、栄養素や酸素など必要な物の運搬が滞り、臓器など体の細胞組織機能が低下してしまいます。

詰まってしまうと、心臓で起これば心筋梗塞、脳で起これば脳梗塞です。

血液にも寿命があります。

赤血球100~120日くらいで肝臓や脾臓で破壊されます。白血球は2~3日のものから、180日くらいのものまでさまざまあります。

血小板は10日ほどです。寿命になった血液は分解されて、有効活用されたり体から排出されたりしています。

ちなみに、心臓は真ん中にあります。

その形状から、やや左に突き出ているようになっているため、またその突き出ているところがよく拍動する部分であるため、胸の左側で拍動を感じやすくなっています。