酸化した油

揚げものは、食べてもいいんですか?という質問をされることがあります。

一例ですが、食品の栄養素バランスを見てみますと、
 てんぷら盛り合わせ
172kcal
P11.66g
F9.34g
C9.48g

トンカツ
463kcal
P21.4g
F36.33g
C8.57g

唐揚げ盛り
300kcal
P13.59g
F24.48g
C3.66g

(Pはタンパク質、Fは脂質、Cは炭水化物です。)

炭水化物量は確かにそこまで高くないので、聞かれるのですね。
しかし、答えは「お控えください」です。
総カロリーに対して脂質量が50~70%もありますし、表題通り油の酸化が危ぶまれますね。

体に害を与えるほどの酸化は起こらないと聞いたこともありますが、揚げ物をたまに食べると体が受け付けていないような感じになる時もあり、「よくない油だったのかなあ」なんて思ったりします。

また油も加熱に強い弱いなどあり、オリーブオイルは臨界温度も高く加熱する際に使用していただくようにアドバイスさせていただいたり、アマニ油などは、ドレッシングの材料あるいはそのままかけて使用するなどアドバイスさせていただいています。

有害物質の発生も微量とはいえ起こりますし、過酸化脂質自体が内臓への負担を増やし、機能障害を引き起こす原因にもなりかねないので、結果として消化・吸収が上手にできず脂肪の蓄積を招きやすくしていると思うと、やはり控えていきたい食べ物というふうになってしまいますね。